Medelaは60年以上にわたり、科学、研究、教育、革新的なソリューションを通じて、母乳育児と授乳の発展に取り組んできました。この取り組みを強化し、世界保健機関の「母乳代用品のマーケティングに関する国際基準」との整合性を確保するために、Medelaは自社の製品ポートフォリオへの重要な変更を実施します。
2025年7月1日までに、Medelaは哺乳瓶人工乳首の販売を終了します。生産および調達はすでに終了しており、おしゃぶりの製造も2024年11月に終了しました。これらの変更は、母乳育児と授乳のサポートを最優先に考えるという、私たちの揺るぎないコミットメントを反映したものです。
この決定は、会長のマイケル・ラーソン、CEOのトーマス・ゴリュックの主導のもと、取締役会およびグループ経営陣からの完全な賛同を得たものであり、母乳育児を世界中で擁護するというMedelaの使命を明言するものです。WHOコードの対象となる可能性のある製品の販売をやめることで、Medelaは研究、母乳育児、授乳の各コミュニティとの連携を強化します。
当社は、世界中の母乳育児を行う家庭のサポートに引き続き注力し、人生を健やかに始めるための最良の栄養である母乳をすべての赤ちゃんが確実に得られるようにしながら、この目標を明確に、注意深く、献身的に追求していきます。この取り組みの一環として、当社は搾乳器やおっぱいのケアに関する革新的なソリューションとサポートによってお母様や家族を支援しながら、十分な母乳の供給の確保や直接授乳の実現といった課題にも取り組んでいます。
当社は、育児の過程がどのようなものであっても、お母様たちが授乳方法について十分な情報に基づいて意思決定できるようしっかりサポートします。当社は哺乳瓶と人工乳首の販売は終了しますが、さまざまなニーズや期待に応える多くの選択肢が市場にはあると認識しています。Medelaは、SNS母乳哺育補助システム、SpecialNeeds(スペシャルニーズ)フィダー、ソフトカップ、ベビーカップフィダー、FingerFeeder、経腸栄養投与ソリューションなど、医療用および特殊な授乳オプションを引き続き提供し、授乳に問題のある赤ちゃんが最良の製品を利用できるようにしていきます。